鹿追町では公共交通機関では通学できない生徒のために高校寮を用意しています。
高校寮には、自室の掃除以外のフルサービスを提供する「寮タイプ」と、居住空間の清掃や管理を生徒たちが行う自立型の
「シェアハウスタイプ」の2つがあります。
Penguin Dormitory ペンギンドミトリー(寮タイプ)
2025年4月にできた新しい高校寮です。Dormitoryは寮タイプで1室1名、女子20名、男子20名の計40室です。建物全体が冷暖房、WiFi完備です。





鹿追町元町4丁目12番地1 (鹿追高校まで650m。徒歩9分)
月曜日から土曜日まで(朝夕2食)
朝食:午前7時から午前8時まで、夕食:午後6時30分から午後7時30分まで
※昼食は学校の売店等をご利用下さい。
※食物アレルギー対応食については原則提供できません。あらかじめご了解願います。
生徒居住棟
◯男子2棟(20部屋)、女子2棟(20部屋)
◯個室(机、ベッド、ベッド下収納及び収納スペースあり)
◯共有設備:洗面所、シャワールーム、トイレ、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、電気湯沸かしポット、掃除機、エアコン、防犯カメラ、Wi-fi
※居住棟は男子棟と女子棟が食堂棟を挟んで別棟となっています。
食堂・交流棟
◯厨房
◯40席
◯テレビ
◯防犯カメラ
月額/80,000円(食事、光熱水費込み)※入寮費や共益費はありません。令和7年度から寮費が改定となりました。(経過措置と減免制度は以下に詳しく記載しています)
ハウスマスター1名が常駐して以下の業務を行います。
寮生の生活サポート
生徒の体調不良時における緊急時対応
入寮者の受け入れと退去手続き
高校や保護者との連絡
施設と設備の管理
※日中の生徒登校中は不在となります
40部屋
女子3室、男子5室 ※2025年3月25日現在
新規入寮は4月5日(土)以降、食事提供は4月9日(水)からを予定しています。
鹿追町教育委員が寮を設置していますが、管理と運営は株式会社シダックスに委託しています。
0156-66-2646(鹿追町教育委員会)
Penguin House ペンギンハウス(シェアハウスタイプ)
生徒が自立して生活することを目指すシェアハウスタイプの寮がPenguin Houseです。古くなった教職員住宅を改修して整備しています。1戸(3LDK)に3名が入り共同して生活を送ります。各戸は1室1名の個室と共有のキッチンとリビングを備えています。食事は提供されますが、それ以外のほとんどのことを自分たちで行いながら、入寮者同士で協力して過ごします。



シェアハウスのハウスマスターの和田です。何かあればいつでも相談してください。シェアハウスの別棟に住んでいます。

鹿追町緑町2丁目1番地
鹿追高校まで800m。徒歩13分、自転車4分(冬季を除く)。
月曜日から土曜日まで(朝夕2食)
朝食:午前7時から午前8時まで、夕食:午後6時30分から午後7時30分まで
※昼食は学校の売店等をご利用下さい。
※食物アレルギー対応食については原則提供できません。あらかじめご了解願います。
生徒居住棟
◯男子と女子は別棟です。
◯個室(机、ベッド、収納スペース、物干しユニット)
◯リビングルーム(スマートテレビ)、キッチン(IHコンロ、電子レンジ、炊飯器)、冷蔵庫、洗面所、浴室、トイレ、洗濯機、エアコン、Wi-Fi
食堂・交流棟
◯厨房
※調理員が食事を作り、入居者全員で一緒に食べます。調理や後片付けなどは、入居者が調理員と一緒に行います。
◯12席
◯テレビ
◯トイレ
ハウスマスター居住棟
ハウスマスターが居住して、寮生をサポートします。
月額/70,000円(食事、光熱水費込み)※入寮費や共益費はありません。令和7年度から寮費が改定となりました。(経過措置と減免制度は以下に詳しく記載しています)
ハウスマスター1名が常駐して以下の業務を行います。
寮生の生活のサポート
寮生の探究学習のサポート
地域との交流活動のサポート
生徒の体調不良等における緊急時対応
入寮者の受け入れと退去手続き
高校や保護者との連絡
施設と設備管理
(※日中の生徒登校中は不在)
12部屋
女子1室、男子1室 ※2025年2月18日現在
新規入寮は4月5日(土)以降、食事提供は4月9日(水)からを予定しています。
鹿追町教育委員会
0156-66-2646(鹿追町教育委員会)
Q&A
共通
入学式と同日で式の終了後に実施します。
例年は4月8日ですが、曜日の関係で前後する場合があります。
入学式の翌日の朝食から開始されます。なお、入学式当日はウェルカムパーティーにて食事をご用意しております。
同日でなくても大丈夫です。荷物搬入後も、入寮は入寮開始日から入学式当日までの期間内であれば可能です。
申し訳ありませんが、寮内に保護者が宿泊できるスペースはありません。入学式前後などは、町内や帯広などの近隣宿泊施設をご予約いただくようお願いします。
入寮時は可能です。ただし、時期によっては寮に他の生徒がいることもありますので、あらかじめご了承ください。
オリエンテーション日の12時から13時のみ見学可能です。
基本的にはその都度確認連絡が必要です。IH、ホームベーカリー、炊飯器などの調理器具は持ち込み禁止となっています。
特に制限はありませんが、部屋のサイズをご確認いただいた上で決めていただくことをおすすめします。
シングルサイズです。
マットレスのみ備え付けとなっています。その他の寝具(シーツ、掛け布団、枕など)はご自身でご用意いただく必要があります。ベッドパッドは必須となります。
各ご家庭にお任せしています。現在入寮している生徒の約3割が住民票を移しています。移すと医療費が高校生まで無料になるメリットがあります。
鹿追町内では購入できないため、帯広など町外で購入するか、実家から持ってくる形になります。入寮後の生活状況を見てからの購入をおすすめします。日常生活での利便性を求めるか、趣味での利便性を求めるかによっても異なります。
指定はありませんので、お好きなものをお使いいただけます。
近隣のコンビニやスーパー、飲食店で購入していただくことになります。
ペンギンハウスの生徒は約半数が帰省していました。一般的に道内の生徒が帰省し、道外の生徒は寮に残っていることが多かったです。
ペンギンハウス
個人の部屋には鍵がついています。また、棚の一部にも鍵がついています。
はい、ございます。
共有スペースに炊飯器、IH、電子レンジ、ケトル、トースターを設置しています。これらは共同生活のための共有物ですので、個人での持ち込みはご遠慮ください。
共有スペースに炊飯器、IH、電子レンジ、ケトル、トースターを設置しています。これらは共同生活のための共有物ですので、個人での持ち込みはご遠慮ください。
基本的に食堂の食器は個人部屋での利用はできません。各棟の共有部にあるもの以外で必要な場合は、個人でご用意ください。
食事棟にウォーターサーバーが設置されています。
個人の部屋と共有部にストーブの設置があります。個人差はありますが、北海道の冬は建物内は比較的暖かいです。毛布などの防寒具は入寮後の様子を見てからの購入をおすすめします。
各棟の前に置くことができます。門限まで出し入れ可能です。
荷物の積み下ろしは玄関前で可能ですが、ハウスマスター棟の前には駐車スペースが3台分ほどしかありませんので、各棟の周りをご利用ください。
ペンギンドミトリー
個人の部屋には鍵がついています。なお、棚には鍵はついておりません。
はい、ございます。
電子レンジ、ケトル、トースターを設置しています。これらは共同生活のための共有物ですので、個人での持ち込みはご遠慮ください。
個人での電化製品の持ち込みは制限があります。個人の部屋への持ち込みは、デスクライトやPC等に限られます。その他の電化製品については事前にご相談ください。
食堂の食器は個人部屋での利用はできません。マグカップやお皿など必要な場合は、個人でご用意ください。
食堂にドリンクサーバーが設置されており、寮内での使用が可能です。その場で給水してご利用いただき、学校や外への持ち出しはご遠慮ください。持ち出す場合は個人の茶葉をご使用ください。
接続部を含めて約100cm、接続部を除いて約95cmです。
縦約50.5cm、横約100cm、奥行き約52cmです。
共有部と個人の部屋にパネルヒーター、廊下にエアコンがあります。北海道の冬は建物内は比較的暖かく、高気密住宅のため気温に左右されにくいです。毛布などの防寒具は入寮後の様子を見てからの購入をおすすめします。
寮に併設されており、門限まで出し入れ可能です。
荷物の積み下ろしは玄関前で可能ですが、駐車スペースは6台分しかないため、近隣の公共施設「ピュアモルト」などをご利用ください。
入寮規則/Penguin Dormitory, Penguin House共通事項
自立した生活とコミュニティの運営のために
規則は生徒が自立心、自主性、協調性を育み、将来的に持続可能な社会の創り手となる人材へと成長することを目的として定めています。また、寮生活を通して生徒のウェルビーイング向上を目指し、心身ともに健やかに成長できる環境となることを目指しています。寮の規則は必ず守らなければならない禁止事項と、入寮者がお互いに楽しく生活できるようにするために、自分たちで作る規則があります。
寮のスケジュールと禁止事項(以下は必ず守る事項です)
- 基本的な寮生活の時間
- 食事時間
- 朝食:7:00-8:00
- 昼食:高校寮では昼食を提供していませんので、高校の購買等でお買い求め下さい。シェアハウス入寮者はお弁当を作ることもできます。
- 夕食:18:30-19:30
- 門限:22:00
- 食事時間
- 異性の部屋への立ち入り禁止
- 異性の居住棟及び部屋に入ることは禁止です。飲酒や喫煙など法律で禁止されていることと合わせて、必ず厳守して下さい。
- 入寮者以外の立ち入り禁止
- 保護者以外は寮に立ち入ることはできません。
- 保護者との面会は食堂・交流棟で行なって下さい。
- 欠席の連絡
- 体調不良などで学校を休む場合には寮の管理者に連絡し、寮の管理者が学校に報告します。欠席したことは寮の管理者から保護者へ連絡します。
- ただし、3日以上連続して欠席することになった場合は、必ず生徒が保護者に連絡をし、保護者から学校に届け出てください。
- 以下の項目については退寮となります。
- 寮の規則に違反した時。
- 寮費を2ヶ月間滞納した時。
- ハウスマスターやコーディネーター等の注意やアドバイスに対して、改善の余地がなく良好なコミュニケーションに対して非協力的な場合。
上記以外に毎年入寮施設ごとに、全員が参加して寮生活の規則を作ります。入寮者が作る規則は以下の内容について、みんなで話し合って決めていきます。
- 自己管理と責任
- 共有スペースの利用時間:ランドリースペースやシャワールームなどの利用時間。
- 自己管理時間:自分の時間を計画し、学習や趣味に充てること。
- 自己評価:自分の行動や学習の進捗を評価し、目標を設定すること。
- コミュニケーション
- 積極的にコミュニケーションを取り、良好な人間関係を築くための方法。
- 寮のルールを遵守し、共同体の一員としての自覚を持つこと。
- 異なる価値観や文化を認め合い、個人の多様性を尊重する。
- コミュニティ活動
- リーダーシップローテーション:月ごとに寮生がリーダーを務め、共用スペースの管理やイベントの企画。
- コミュニティサービス:地域社会への奉仕活動の実施方法。
- 健康とウェルビーイング
- フィットネスチャレンジ:フィットネスチャレンジを設定し、全員で参加する方法。
- メンタルヘルスサポート:週に一度、メンタルヘルスに関するワークショップやカウンセリングセッションの方法。
- 学習とキャリア
- キャリアデベロップメントセッション:キャリアに関するセミナーやワークショップ開催を検討。
- スタディグループ:学年や興味分野ごとにスタディグループを組織し、共同学習を行う方法。
- 環境意識
- エコフレンドリープロジェクト:寮内でエコフレンドリーなプロジェクトの企画と実践。
- リサイクルプログラム:リサイクルのルールを設け、全員で実践する方法。
- クリエイティビティと自己表現
- アート&クラフトセッション:アートやクラフトのセッションを開催し、自己表現の場を提供する方法。
- タレントショー:寮生全員が参加するためのユニークな企画。
寮費
これまで鹿追町では下宿等助成制度により寮生の実質負担を月額35,000円に抑えてきましたが、物価・燃料費の高騰や高校寮建て替えにより現状の寮費では維持が困難となりました。このため、令和7年度から減免制度を拡充した新たな寮費体系に移行します。在寮生には激変緩和措置として段階的な移行を実施します。
- 改定後の基本寮費(食費、光熱水費、インターネット使用料込み)
- 寮タイプ:月額80,000円
- シェアハウスタイプ:月額70,000円
【在寮生・令和7年度入学者の寮費】
- 令和7年度
- 寮タイプ:月額35,000円(実質負担金額据置)
- シェアハウスタイプ:月額35,000円(実質負担金額据置)
- 令和8年度
- 寮タイプ:月額40,000円(新料金の50%)
- シェアハウスタイプ:月額35,000円(新料金の50%)
- 令和9年度
- 寮タイプ:月額56,000円(新料金の70%)
- シェアハウスタイプ:月額49,000円(新料金の70%)
※在寮生・令和7年度入学者については、令和9年度までの期間、上記の段階的改定による料金と所得に応じた減免後の料金を比較し、より低い金額が適用されます。
寮費改定に伴い、世帯の所得状況に応じた寮費減免制度を設けています。経済的な理由により修学の機会が失われることのないよう、以下の通り所得に応じた支援を実施いたします。
(1)減免対象区分と寮費
世帯所得区分 | 減免率 | 寮タイプ月額 | シェアハウス月額 |
---|---|---|---|
世帯の課税標準額合計695万円以下 | 20% | 64,000円 | 56,000円 |
世帯の課税標準額合計330万円以下 | 30% | 56,000円 | 49,000円 |
世帯の課税標準額合計195万円以下 | 50% | 40,000円 | 35,000円 |
減免制度の適用を希望される場合は、所定の申請書類と所得を証明する書類をご提出ください。また、年度途中で世帯の所得状況に大きな変化があった場合も、その時点でお申し出いただけます。
入寮の申し込み
※2025年度の一次受付は終了しました。現在は空き状況により、近隣の方でも入寮が可能です。ただし、令和8年3月31日までの入寮となります。継続入寮については、次年度の遠距離通学者の入寮状況によっての判断となります。
2025年度の入寮申込は、推薦入学者選抜試験を終えた2月中旬頃から、以下のスケジュールでご案内します。
入寮申込の流れ
- 推薦入学者選抜を終えて合格内定通知を受け取った方から順次お申し込みいただけます。
- お申し込みフォームは内定通知に同封してご案内します。
- 入寮に際しての審査は継続入寮の方を含めて、上記の運営方針に基づいて行います。
- 推薦入学者の方のうち、公共交通機関で通学できない遠距離の方から優先して決定します。
- 推薦入学者については2月下旬までに入寮審査結果をご連絡します。
- 一般入学者選抜の方は合格通知に同封してご案内しますので、記載されている日までにお申し込み下さい。
- 入寮審査及び優先順位は上記と同じです。
- 審査結果は3月25日頃までに順次ご連絡します。
- 入寮決定後の正式な手続き
- 入寮決定等の通知はメールでお送りします。
- 入寮場所や部屋割りなどは、入寮場所の意向を確認した上で、出身都道府県や学年等を考慮して審査委員会で決定します。寮タイプは空室等の状況によって希望が叶わないこともありますので、あらかじめご了承下さい。
- 正式な入寮申請書などは、決定通知時にお知らせします。
- 公共交通機関で通学可能な方
- 優先順位に従って審査し、寮の空き状況によって入寮いただけます。
鹿追高等学校寄宿舎管理運営に関する指定公金事務取扱者の指定について
指定公金事務取扱者とは
指定公金事務取扱者とは、地方自治法(昭和22年法律第67号)第243条の2の規定により、公金の徴収・収納や支出に関する事務を適切かつ確実に遂行することができる者として政令で定める者のうち普通地方公共団体の長から公金事務を委託(指定)されたものをいいます。
指定公金事務取扱者に指定されたものは、市町村にかわり手数料や使用料などの公金を徴収できます。
指定公金事務取扱者の指定
地方自治法第243条の2第1項の規定により、鹿追町が指定した鹿追高等学校寄宿舎運営管理(ペンギンドミトリー)に関する指定公金事務取扱者は次のとおりです。
所在地:東京都調布市調布ヶ丘三丁目6番地3
名称:シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社