すべての子どもに、自分らしい学びを。

鹿追町では、様々な理由で学校に行くことができない児童生徒が、安心して過ごせる場所として教育支援センター「ひなたぼっこ」を設置しています。令和3年の開設以来、子どもたち一人一人に寄り添い、学校復帰だけでなく、社会的自立を目指した支援を行っています。

温かな陽だまりのような居場所、「ひなたぼっこ」

様々な理由で学校に通っていない鹿追町内の児童生徒が、本人の希望と保護者・校長からの要請により通うことができる教育支援センターです。名前の「ひなたぼっこ」には、温かい日差しの中でほっと一息つけるような、そんな居場所でありたいという願いが込められています。

ご家庭・学校・ひなたぼっこの三者が密に連携を取り、学校復帰のみを目標とするのではなく、子どもたちが将来にわたって社会の一員として自立していけるよう、一人一人に合わせた支援を行っています。

私たちの願い
  • 子どもが安心して笑顔で過ごせる居場所になること
  • 不安や悩みを抱えている子どもたちの心が軽やかになること
  • 生活リズムを整えて、元気に楽しく過ごしてもらうこと
  • 勉強や活動を通して、お互いから学び合えること
  • 保護者の方々にも寄り添い、連携してより良い支援につなげること

開設日・時間

開設日時: 毎週月曜日~金曜日 午前9時~午後12時30分
休館日: 土曜日・日曜日・祝日、夏休み・冬休み・春休み期間

※お子さんの状況に応じて、利用時間は調整可能です ※通所には鹿追町患者輸送バスもご利用いただけます(トリムセンター前から乗降可能)

学習活動・支援内容

個別に応じた学習支援
無理なく興味関心のあるところからスタートし、一人一人の状況に応じた補充的な学習を進めます。在籍校と相談の上、ドリル学習なども実施しています。

多様な活動プログラム

  • 興味関心を大切にした活動: 制作活動、栽培活動、調理、音楽、読書など
  • 身体を動かす活動: 体操、ウォーキング、軽スポーツ、サイクリングなど

心のケア
学校に行っていないことは、決して問題行動ではありません。誰にでも起こりうることであり、原因がわからないこともあります。心が元気でない時は、少し心のエネルギーを充電することや休養も大切です。解決するのはあくまでも本人ですが、周りの大人たちが子どもの気持ちに寄り添い、理解し、一人一人の良いところを認めて伸ばしていけるよう、温かく見守りながら応援しています。

利用できる方

  • 鹿追町内の小学生・中学生で、様々な理由により学校に通うことが困難な児童生徒です。

利用方法

  • まずは学校の担任の先生にご相談ください
  • 事前に「ひなたぼっこ」の見学・相談を行います
  • 学校を通じてお申し込みください

その他

  • 利用料金は無料です(特別な活動の場合はご負担をお願いすることがあります)
  • 必要に応じてお弁当・飲み物をご用意いただく場合があります
  • 通所は在籍校への「出席扱い」となります

アクセス・お問い合わせ

所在地: 〒081-0222 北海道鹿追町東町4丁目4番地
お問い合わせ: 鹿追町教育委員会学校教育課 TEL:0156-66-2646

自分らしく成長できることを願って

鹿追町の一貫教育は、「自分」を主軸として、世界に通用する教養とものの考え方、伝える能力を育成することを目指しています。「ひなたぼっこ」もこの理念の下、子どもたち一人一人が持つ可能性を大切にし、将来への道筋を一緒に見つけていく場所です。学校という枠にとらわれず、多様な学びの形を通して、子どもたちが自分らしく成長できるよう支援してまいります。困ったときはいつでもお気軽にご相談ください。私たちは子どもたちの明るい未来を心から応援しています。

不登校訪問支援カウンセラーの大久保さんが、皆さんと一緒に成長を支援していきます。お気軽にご相談ください。

お困りのことがあれば、いつでもお気軽に
📞 鹿追町教育委員会
0156-66-2646(午前8:30~午後5:15)