鹿高といえば探究です

アウトプットを重視してプレゼン能力を育成

最終目的は「発表」ではなく「動きを生み出す」こと

デザインスキルや論理的なプレゼンは確かに重要です。しかし 資料や説明が全てではありません。伝えようとする熱い気持ちが人々を動かすのです。

鹿高プレゼンメソッドでは、アイデアや意見は頭の中にとどめておくことはせず、「なぜ?」という本質や理念を効果的にアウトプットする技法を学びます。そして、新たな発見や気付きが生まれ、考えが深まります。


アイデアは生徒たちが企画書にして関係者に提出

チーズの製造過程で出るホエイ(乳清)は栄養価が高いにもかかわらず、ほとんどが廃棄され て食品ロスとなります。これを何かに使えないかと考え、企画書を作り、プロボノメンターからのアドバイスをもらい、企業に交渉してホエイ入りのクッキー「ゆきみちクッキー」ができました。その後、後輩達がさらにホエイ入りパンや規格外ジャガイモを使ったアイスも加え、 製品化にこぎつけています。

鹿追創生プロジェクト

鹿追町を舞台とした課題解決のPBL*で 学びのレベルが格段に上がる

プレゼンや資料作成のスキルを前段階として、
いかに人に働きかけ協働するかを重視する鹿高プレゼンメソッド。

鹿追町の様々な課題の中から1つを選択します。その課題を解決するために、状況を分析し、仮説を立て、具体的な解決策を生み出し、行動します。
一人ひとりが「自分ごと」として考えることで、❶何をやりたい(Will) ❷何ができる(Can) ❸何をやるべき(Must)が明確になります。
また、地域や企業と連携することで激動の現代社会を知ることができ、柔軟な考え方やコミュニケーション能力を身につけます。

私は、1年生の頃から鹿追創生プロジェクト(SIP)で国際交流についての活動をしています。鹿追町では、海外の方との交流が少ないことが課題だと考えたので、鹿追高校グラウンドでドライブインシアターを実施し、海外の方と交流することを計画しています。計画にあたっては、本校のプロボノメンターである鹿追町役場の迫田さんや町民のみなさんにアドバイスをたくさんいただきました。自分のやりたいことを、周りの人たちがとても後押ししてくれるので、探究活動を頑張ることができます。また、SIPでは色々な人と関わりを持ち、人を知ることができるので、自分の将来にも活かせると思います。2023年10月にいよいよドライブインシアターが実施出来そうなのでとても楽しみです!

帯広第四中出身
Y.Y(2年)

  • PBLとはProject Based Learningの略でプロジェクト型学習のことです。