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3・4年教室でチョウが1匹だけ浮かしてしまいました。この時期の寒さ、外に逃がすわけにもいきません。子どもたちは少しでもチョウに長生きしてもらいたいと思って知恵を絞りました。「…花がない!」と子どもたちは、ティッシュに砂糖水砂糖水を染み込ませて、チョウにやりましたがなかなか気づいてくれません。そういえば、国語の説明文に、チョウがどうやって花を見つけるのか実験した話がありました。すると、「むらさき!むらさきに集まるって書いてあった」と4年生の男の子がみんなに伝えました。そこで、紫の色紙を砂糖水の周りに置いたら、口が伸びました。「わぁ、気づいたね」と喜ぶ子どもたちです。
…でも残念ながら2日間の臨休の間に、チョウは死んでしまいました。子どもたちといのちについて考え…「これまでのお墓と近い方がチョウもさびしくないよね…」しかし、これまでのお墓は大雪の下…。すると、「ハウスの方は除雪していたよ」という子がいました。どれどれ…と見に行き、ハウス側出入口あたりで「ここなら掘れる!」ということで汗だくになって雪と土を掘り、チョウのお墓を作って手を合わせることができました。