学校だより「ささがわ」第8号

１１月１２日（土）に，２学期の大きな行事の一つ，学習発表会を無事に終えることができました。全校児童２５名ひとりひとりが練習してきたことを出し切り，自信をもって素晴らしい表現をしていました。全ての発表が終わった後の子どもたちの表情を見ると，どの子も「やりきった!!」っという素敵な笑顔で終われたかと思います。

今年も低学年と高学年に分かれての劇では，「ここはこうした方がいいよ」と相談して動きを考えたり，セリフがないときの動きを工夫したりする姿。全校器楽では，練習を重ねて「できるようになった！」と喜ぶ姿。御神楽や太鼓では，時にぶつかり合い，互いに自分の考えを伝える姿。繰り返し練習する中，「どうすればうまく伝えられるだろう」「どう言えばいいだろう」と，協力しながらよりよい発表にしようとがんばっていました。もちろん，実行委員会の仕事や劇や全校器楽の準備や後片付けなど，「自分たちで学習発表会を作るんだ」という意識を持って取り組んでもいました。

９日の前日準備の後，6年生が中心となって学習発表会を成功させよう円陣を組みました。練習中に友だちのがんばりを見つけたり，上の学年の練習の様子を見て「自分もああなりたい」と憧れをもったりすることができました。自他の努力やよさを見つけ合い，自分を伸ばそうとする意欲をもつことに学習発表会に取り組むよさがあると思います。この学習発表会の取組を通して，子どもたちひとりひとりが身につけた様々なことを，これからの生活に生かしていけるよう，教職員みんなで励ましていきたいと思います。

当日は，たくさんの拍手をいただき，子どもたちはもちろん教職員もうれしさと感謝の気持ちでいっぱいになりました。ありがとうござ いました。これからもよろしくお願いいたします。