学校だより「礎 いしずえ」第7号

さらに「磨き合い・響き合い・高め合う」ためのヒント

日本漢字能力検定協会による令和4年の漢字が発表され、清水寺で「戦」と揮毫(きごう)されました。校長先生は、自然災害、ロシアのウクライナ侵攻等から「暴」と予想しました。残念ながら当たりませんでした。2位以下20位まで順に、「安」「楽」「高」「争」「命」「悲」「新」「変」「和」「円」「幸」「勝」「平」「壺」「二」「金」「乱」「死」「旅」となり、それぞれの漢字を見ると、今年の出来事に対して色々な思いが込められていることを感じました。皆さんはどの漢字を予想しましたか。

さて、瓜中生の充実した2学期が本日で終了します。令和4年も間もなく終わろうとしています。皆さんは、実にたくさんのことを学び、成長してきました。2学期終了にあたって、皆さんがさらに「磨き合い・響き合い・高め合う」ために次の言葉を贈りたいと思います。

①ワクワクしよう(好奇心)

 (新しいものや自分にないものに興味を持ちましょう。)

②コツコツと続けよう(持続性)

 (失敗してもめげずに粘り強く努力し続けましょう。失敗は成功のもと。)

③ビー ポジティブ(楽観性)

 (ピンチの時でも、逆境下でも、機会は必ず来ると、ポジティブに待ちましょう。大丈夫、何とかなるさ。)

④やわらかく考え、動く(柔軟性)

 (「絶対に~こうあるべき」とこだわりすぎない。状況に応じて柔軟に対応しましょう。)

⑤チャレンジ(冒険心)

 (失敗や上手くいかないことがあっても、チャレンジする。まずはやってみましょう!)

明日から冬休みです。①~⑤の心構えで、

新しいこと、課題、困難等、目の前に偶然に出くわしたことを、自分自身の成長のチャンスととらえ、前進しましょう。

 本日、大雪で臨時休校となりました。この機会に、大雪、地震等の自然災害や冬場の停電、断水時の対応や家庭内での約束や連絡方法等をご家庭で話題にしてみてはいかがでしょうか。冬休み中にNTT災害時伝言ダイヤル「171」の体験利用(①正月三が日、②毎月1日・15日、③防災とボランテイア週間1月15日~21日)を試してみるのも防災意識を高めるきっかけとなります。  1月18日(水)、瓜中生の皆さんとの再会を楽しみにしています。